利用者にとって危険なオンカジ紹介業者の見分け方
コロナ禍でオンカジ(オンラインカジノ)爆発的に普及してからというもの、オンカジ自体それほど珍しいものではなくなりました。
最近ではTVコマーシャルや、ラジオCM、新聞広告などでも見かけることが増えています。それにともない紹介会社も有象無象に増えました。
その中にまぎれて「オンカジ副業詐欺」とよばれるものが増えています。
それによって利用者が危険にさらされることも多くなってきましたので、危険なオンカジ紹介会社の見分け方について説明します。
悪質な勧誘サイトで行われている勧誘方法の概要
悪質な勧誘サイトは、利用者の無知につけ込みます。以下のような内容が書かれているサイトには特に注意してください。
- アカウントや入金をしたら、報奨金をあげます
- アカウントを買い取りします
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お金をあげます(自腹)
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金持ちになりたいなら財産をつぎ込めとうそぶく
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借金しても自己破産で何とかなる
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絶対勝てる攻略ソフトがあるから稼げる
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負けたら補填してやる
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無償で金を貸してやる
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節税の指南・相談
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所得はばれないので確定申告しなくてよい
上記のようなことをやっている業者には特に注意しましょう。これらは、
・犯罪収益移転防止法(マネロン)
・税理士法(税務相談)
・貸金業法(金銭の貸借)
・所得税法(無申告・脱税)
上記の法律に関連するものがあるからです。
危険なオンカジ紹介会社の見分ける方法
これから説明する内容は簡易的な見分け方です。
危険なオンカジ紹介会社の見分け方はおおむね3つです。
- 不必要に煽る
- お金を配る(金品の配布)
- ドメインをよく見る
不必要に煽る
まず1についてですが、紹介業者が掲載しているプレイ画像・プレイ動画の中には「デモモード」という、デモンストレーション用の画面を使っている場合があります。
大半がデモモードと言われています。
というのは、紹介業者のほとんどは、ただのアフィリエイターなので、まともにオンカジで遊んだことがありません。(自身で素人だと公表しているサイトもあります)
そのため、無料で遊べるデモモードを使った画像や動画で、大金を使っているかのように撮ります。
そして、大当たりしたかのように大騒ぎして煽って集客するというのが、いままでの業者の手法でした。
現在でもこの手法は普通にありますのでご注意ください。このようなサイトは、カジノでのルールに沿わない遊び方を教えていることが多いです。
オンカジの利用目的は全カジノで「娯楽とレジャー」になっています。その範囲から超えた利用方法を提案・提供する業者には気を付けましょう。
*つまり「副業」や「職業目的」に利用することはできません。
*ルールに沿わない遊び方をしていると、没収されて出禁になることがあります。
お金を配る
2、のお金を配るサイトについては、SNS上でもよく見かけます。これは個人情報を抜き取るために使われる手口でもありますので特に気を付けましょう。
カジノでは、顧客を獲得する目的のために直接現金を配ることはしていません。なぜならその行為自体がマネーロンダリングに直結するからです。
それなのに、
- アカウントを業者が買い取りする
- アカウントを登録した見返りとして、業者がお金を渡す
- 紹介業者が資金を貸す
などおこなわれています。とても危険ですので見かけても関わらないようにしてください。
カジノでは、カジノ内でマネロン行為の疑いがあった場合にはライセンサー(国家機関等)へ報告義務があります。あとから国際犯罪で訴追される可能性もあります。
日本でも2022年にマネロンの法制度が強化され、現金だけでなく、アマギフや電子ポイントでも記名化されていく流れになりますので、巻き込まれないようにしましょう。
ドメインをよく見る
3、についてはGoogleなどの検索エンジンを騙して上位表示させているサイトが多いからです。
特にカジノの名称をそのままドメイン名に利用するサイトがかなり多くあります。カジノとの関係性を装いますので気をつけましょう。
あとは、ドメインとサイト名に何も関連がないサイトについてはかなりあやしいです。
特に配信終了したゲームサイトや、公共団体や政府機関などがかつて使っていたドメインを使用しているケースが多いからです。
ドメインを見て違和感を感じたときは他のサイトを利用しましょう。
オンカジ(オンラインカジノ)は遊ぶこと自体はエンタメ分野ですが、
それ以外はお金や人生に直結する分野ですので、必ず情報の取捨選択をするようにしてください。
まとめ
オンカジが増えた影響で、紹介サイトも急増しています。利用者がそういったものを見分けることも必要です。
はじめから紹介会社を使わないという選択肢もありです。